失敗システムを再生!製造現場のIT主治医・リハビリノート:第2話【病理検査】なぜ、高額なシステムが「ただの箱」になるのか?

この記事の概要

高額な生産管理システムが「ただの箱」になる原因は、現場がシステムを“嘘つき”だと判断してしまう構造にある。本記事では、その病理を「マスタ崩壊」「部分最適」「現場への翻訳不足」の3病巣として整理し、「買い替えでは治らない」ことを示す。

本文ダイジェスト

現場がExcelや紙に戻るのは抵抗ではなく、「正しい情報」を求める合理的行動である、という視点から話が始まる。第一の病巣はマスターデータの崩壊で、BOMや標準時間が現場変化に追随しないことで在庫・納期が信用されなくなる。第二の病巣は部分最適で、生産だけ楽にしても営業・品質・原価とつながらず、全社インフラとして機能しない。第三の病巣は現場の拒絶で、目的と効果が現場の言葉に翻訳されず「面倒な仕事が増えただけ」になってしまう。
結論として、原因はシステムの古さではなく業務体質にあり、買い替えは再発を招くため、次回の“リハビリ手順”が重要になる。

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この記事を書いた人

中小企業診断士事務所 VICTOR CONSULTING 代表。 名古屋を拠点に、中小企業の「資金繰り改善」「事業計画策定」、そして「製造現場のIT主治医」として「IT活用・定着化支援」を専門としています。難しい経営課題をわかりやすく解説し、現場と経営の両方にすぐに役立つ情報を提供することを心掛けています。

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